入稿データについて
入稿データの種類は、印刷会社指定の拡張子で入稿しましょう。
拡張子とは「ファイル名.○○」の○○の事です。
データを作成する場合、AI、PDF、EPSなどの拡張子になると思いますが、AI(イラストレーター)データの場合は入稿先のバージョンを、必ず確認しましょう。
入稿先が低いバージョンのイラストレーターを使用している場合、高いバージョンで作成されたAIデータは開けないからです。
EPSデータはイラストレーター又は、フォトショップなどのグラフィックソフトで編集ができる拡張子です。
イラストレーターで作成したデータの中に、透過などの効果が反映されないものがあるので、注意しましょう。
PDFデータはAdobe Readerがあれば開くことのできる拡張子ですが、編集はできないことが多いので、完全版下データ向きです。
入稿チェックポイント
入稿先での指定されたテンプレートやチェック項目があれば、それに沿って作成しましょう。
ここでは一般的に考えられるチェック項目について、考えていきたいと思います。
まずは、トンボを作成していますか?
全体のサイズや塗り足しの基準にもなる、大事な項目です。
塗り足しは3mm確保するのが一般的です。
色はCMYKで作成されていますか?
CMYK以外の特色を使用していると、特色料金がかかる場合があります。
必ず確認しましょう。
文字のアウトライン化は必須です!
使用したフォントが、入稿先にあるとは限りません。
文字化けして、作成データと違うものができあがってしまう可能性があります。
必ずアウトライン化するようにしましょう。
画像データを使用する場合は、リンク又は画像の埋め込みを必ず行いましょう。
画像データもRGBではなく、CMYKになっているか確認しましょう。
また、画像解像度も一般的には300dpi以上が望まれます。